読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【か「」く「」し「」ご「」と「】オススメしたいポイント!+感想&考察!【住野よるさん】

スポンサーリンク

住野よるさんの4作品目である『か「」く「」し「」ご「」と「』を読みました(*´꒳`*)



(雨の日に我慢出来ずに買ったので、左上が少し濡れてふやけてしまいました…)


ホント、住野よるさんの本はどんどん面白くなっていきますね…!


!attention!
ネタバレはしないように努めさせていただきますが、あらすじ程度に少し内容に触れることがあります。
既に読む予定であり、前情報なしで読みたい人はブラウザバックでお願いいたします。
ネタバレ全開に切り替わるタイミングで、もう一度attentionさせていただきます(*´꒳`*)


スポンサーリンク











か「」く「」し「」ご「」と「

『人の感情の一部が見える能力』を持った、5人の高校生の青春物語小説です。

大きさ:四六判
カバー:クレスト表紙カバー
頁数:280頁。




公式紹介Movie


(出典:webSHINCHOSHA - YouTube)




登場人物

↓帯裏の力を借ります。




表紙

青春小説ということで表紙はとても爽やかです(*´꒳`*)

散りばめられている記号は特殊加工で銀色に輝いています。




共感度No. 1

章ごとに5人の視点を切り替えながら物語が進んでいきます。

そして友達に対しての思い、恋愛…など5人それぞれの心情が交差していくー。


共感度No. 1と帯に書かれているだけあって、「私も高校生の頃はこんなこと考えたこともあったな〜…」という場面がいくつもありました笑

登場人物で言えば特にパラ。

修学旅行や受験など…高校時代に戻ったような懐かしい感覚になる作品でした(*´꒳`*)




本を読み終わってからもサプライズが…!

帯を外して裏表紙をみてみると…

なんとQRコードが…!

QRコードの先は『か「」く「」し「」ご「」と「』の登場人物である5人それぞれのスペシャルストーリーが読めるサイトでした!

スペシャルストーリーを読むには作品に関するクイズに正解する必要があります。

じっくり読んでいても「あれ…なんだっけ…」となる問題もあったので、事前に問題を見ておくのもアリですね(・・;)!


読んで分からなかった人は、この記事の1番最後に答えを載せておきますので見てみてください(*´꒳`*)




裏設定

と作者である住野よるさんがおっしゃっているので、それを探すのも楽しいかもしれません。

ちなみにこの住野よるさんのTwitterアイコン、裏表紙に隠されています笑(といいつつもそこまで隠れてない)




これまでの作品と比べて

これまでの住野よるさんの作品は、少々現実離れ気味な素敵なお話でした。

今回は「特殊な能力」が登場するものの、テーマの『青春』と住野よるさんの読みやすい文章が合わさり、更に取っつきやすい作品になったと思います。




まとめ

あえて1つ言うなら、「登場人物1人1人についてもっと深く知りたい!」と思いました。

スペシャルストーリーで少しだけ補足のようなお話が読めますが、やはり5人全員が主人公なのでどうしても1人1人が薄くなってしまいます…

裏を返せば「そう思えるくらい良い作品」だということですね(*´꒳`*)


是非読んでみてください!


スポンサーリンク



!attention!
ここからはネタバレ全開になります⚠︎(しかもまだ書きたいことを全部書けていない未完成品←)
読む予定のある人・読みたいと思ってくださった人は、ブラウザバックして本屋さんへ全力ダッシュしてください⚠︎

か「」く「」し「」ご「」と「

か「」く「」し「」ご「」と「









感想+考察=ネタバレ

  • プロロオグ
  • か、く。し!ご?と
  • か/く\し=ご*と
  • か1く2し3ご4と
  • か♠︎く♢し♣︎ご♡と
  • か↓く←し↑ご→と
  • エピロオグ

「プロロオグ」「エピロオグ」は会話文のみで、他の章ごとに主人公を変えながら物語は進んでいきます。

そして「かくしごと」の間にある記号はそれぞれの特殊な能力を表しています。


表紙は一見爽やかな印象ですが、読み終えてみるとお互いに心を探り合っているようにも見えますね。




か、く。し!ご?と

京くんが主人公の章です。

個人的に『好きな人が授業で当てられて答えた問題を覚えている』ところが物凄く共感できました…笑

この章では住野よるさんの思惑通り(?)『ヅカ=大塚くん』と勘違いした人がかなりいるようなので、そこについて触れていきたいと思います。


京くんの能力

句読点や!・?マークが人の頭上に見える能力を持っています。

その意味は時と場合で異なるので、5人の中で1番扱いが難しい能力だと感じました。

実際に京くんはエルの頭上に現れたマークの意味を勘違いし、失敗してしまいます。


「かくしごと」

実はラストの「各仕事」を示唆する言葉が第1章から既に登場していたんです。

それが18頁のヅカの言葉

人にはそれぞれ役割があるからな。

です。


「ヅカに、いや、大塚くんに伝え……といて。」

27頁のミッキーの言葉です。

  • 27頁までにヅカのニックネームの由来が分からないこと
  • 18頁でパラが「大塚くんたち何してんの」と言った時、即座にヅカが返事をしたこと(32頁でも同じく)

から『ヅカ=大塚くん』と思ってしまってもおかしくありませんが、実は京くんの本名が『大塚京』です。

その後の「僕になんでそんな言い方をするのか分からなかった」という言葉は

  • ヅカのことを幼馴染であるミッキーが改まって苗字で呼んだから

ではなく

  • 自分が目の前にいるのに「伝えといて」と言われたから

出た言葉だったのですね。

そして後に分かるのですが、ミッキーなりの『間接的コミュニケーション』で伝えようとした結果、本人に向かって「伝えといて」と言ってしまったようです。


エルのガッツポーズ

第1章ラスト、エルが京くんに向かってガッツポーズをするシーンがあります。

  • エルは恋の矢印が見える能力を持っていること
  • エルは京くんの気持ちを知っていること(50頁)

から既にミッキーが京くんに少し好意を持っていたのでは?と思いました。

文化祭の本番がきっかけだと思ったのですが、パラの言葉での京くんの勘違いはあながち間違いでもなかったのかもしれません。

(単にミッキーがヅカとの関係を否定したことに対して、の可能性もありますが…)




か/く\し=ご*と

ミッキーが主人公の章です。

みんなが進路を決めていく中、自分だけなかなか決められなくて不安になり焦っているミッキーを見て「私もそうだったな〜」と懐かしい気持ちになりました。


ミッキーの能力

人の心の中のバーを見ることができる能力です。

基本的にはプラスの気持ちの時は右に傾き、マイナスの気持ちの時はバーは左に傾きます。

65頁に書いてある『他の人とは違う動きをする3人』は

  • 京くん:話しかけるとバーが乱れる
  • パラ:くるくると回っている
  • ヅカ:常に平行

とミッキーにはこのように見えています。


「ノーブラはミスリードのつもりだった。」

103頁のパラの言葉です。

この後に続く『ヅカにノーブラで抱きついた理由』は次の章で分かるのですが、ノーブラが何のミスリードなのかが私には分かりませんでした…

分かり次第書きたいと思います(*'꒳'*)




か1く2し3ご4と

パラが主人公の章です。

友達を想いすぎての空回り、自分を特別視している、自分を作っている…など、高校生の頃の私と似ている部分が多く、最も共感できたストーリーでした…笑

自分の好きな友達に悪影響のある人は敵!という考えなんて私そのものです笑


パラの能力

人の鼓動の速さが分かる能力を持っています。

王子様ことヅカの鼓動だけが常に一定なことから、パラはヅカのことを『気に入らない』と感じます。




か♠︎く♢し♣︎ご♡と

ヅカが主人公の章です。


ヅカの能力

ヅカは、「喜怒哀楽」を表すトランプでおなじみの♠︎♢♣︎♡の記号が人の頭の上に見える能力を持っています。

  • ♠︎(喜)
  • ♢(怒)
  • ♣︎(哀)
  • ♡(楽)

と、それぞれこのように当てはめられています。

「なぜ喜怒哀楽をこの4つの記号に当てはめたのか」、また「なぜこの順で喜怒哀楽に当てはめたのか」と疑問に思いました。

しかし結局私の疑問に対する答えは、最後まで分からずじまいでした。

ひとまず「喜怒哀楽を表す記号としてたまたま思いついたのがトランプの記号であり、住野よるさんの記号に対するイメージで喜怒哀楽を当てはめた」ということにしておきます…

ちなみにトランプゲームでの強さで言えば♠︎→♡→♢→♣︎の順です。

それぞれの記号の持つ意味も特に関係が無さそうです。




か↓く←し↑ご→と

エルが主人公の章です。


エルの能力

その人の好意を寄せている人に向けて、矢印が出ているのを見ることができる能力を持っています。

この能力、他の章とは違いなかなか明かされませんでした。

エルに見えている矢印の意味を、読み進めながら考えるのも楽しかったです。





1つの章に1人の能力が明かされますが、物語はどんどん進んでいきます。

全員の能力を知った上で、もう一度読むと新たな発見がありそうですね(*´꒳`*)

また言葉のトリックが多めの作品なので、2回目は「あ〜!そういうことか〜!」とスッキリできると思います。




プロロオグ・エピロオグ

エピロオグの会話はプロロオグの会話の続きです。

おそらく想いを打ち明けた後の京くんとミッキーの会話だと思われます。 (京くんが普通にミッキーと会話していることから推測できる。)


プロロオグでは、

「皆、何を知って色んな人を好きになるんだろう」

京くんのこの言葉で会話が一旦終わり、物語が始まります。




感想

ザ・青春!な作品でした。

私の青春時代はもっとドロドロしていましたが()、共感度No.1というキャッチコピーを使うだけあってかなり共感できる部分がありました。

皆さんもきっと「こんなことあったな〜」という部分を見つけられたのではないでしょうか?

今回は今までと雰囲気が180°違った作品になりましたが、住野よるさんがこれからどんなお話を書くのか楽しみです(*´꒳`*)

  • ストーリー中に有名な本が登場すること
  • 気弱な男の子、元気な女の子

という要素は今回も変わらずでした。




スペシャルストーリー

補足のようなお話です。


スペシャルストーリーの答え

隠して書いてありますので、コピーしてメモ帳に貼り付けるなどをして見てください(*'꒳'*)

?Q「ねぎ

*Q「からあげ

3Q「赤色

♣︎Q「缶コーヒー

↗︎Q「子猫